Paper Cages

紙の檻から飛び出そう
檻の中で暮らす僕ら

君の部屋っておしゃれだよね
構造からして好きだもの
キッチンに置いてある石鹸で
ちっちゃな鍵を作ったのかな
罪に問われた虚構の鍵をかけるために
想像の中の君は自由に輝いている

この投獄が語るべきストーリーだとしたら
永遠に僕らは自由になれない
創造の物語は
個人的な選択だろうか
個人的な確信だろうか
あるいは君も僕と同じように
紙の檻で暮らしているのだろうか

入札の時に適当な数字を言った?
看守に向かってパンクみたいに歩いた?
紙の檻に組み込まれたシステムそのものだった時
もう勝てないと君は言った?

Lazy Boy

I'm a lazy boy
時間には起き上がれない
lazy boyな自分を楽しんでいる
君のベッドで考えるのは
lazy boyが君を愛する方法

動きだそうか
それはない!

I'm a lazy boy
いつだってlazy boy

I'm a lazy boy
そう  lazy boy
夜も  lazy boy

lazy boyは君が好き

I'm a lazy boy
そう  lazy boy
朝は  lazy boy

I'm a lazy boy
なんてlazyな lazy boy

I'm a lazy boy
What a lazy boy
そう 彼はlazy boy
lazy boyは君を愛す

Neighborhood # 1 (Tunnels)

もしも家の辺り一面が雪で埋もれて両親が泣いていたら
この窓から君へと続くトンネルを掘ろう

君は煙突から顔を出して
町の中心で僕と出会う
周りには他の誰もなく
ふたりの髪は伸び放題
僕らはあらゆる記憶を失う
雪にまみれて生き延びれば
皮膚も厚くなっていく

僕の頭に眠る鉛を君が変えていく
空が薄暗くなる頃 君の歌う黄金の賛美歌が聞こえる

そして僕らは生まれた子供たちに名付けをする
けれど前に知っていた名前を今はひとつも思い出せない
けれど時折 ベッドルームのことを思い出す
両親のベッドルーム
友達のベッドルーム
ふと両親のことが頭をよぎる
何があったんだ!?

僕の頭に眠る鉛を君が変えていく
空が薄暗くなる頃 君の歌う黄金の賛美歌が聞こえる
どうにか口ずさもうとしていた歌だ

色をつけて 心洗い流して
この心まで 積み上げた色たちをばらまいて

Butterfly

君と踊っている僕をちょっとだけ想像してみる
僕は絡みつくポールになって 君はシューズだけを身にまとって
熱情的なダンスに思わず歌を作ってしまった
君だけの魅力的なスタイルで
色めき立つ秘訣を知っていて
僕のスラックスは少しタイトになった
君さえよければ緩めてもかまわない
今夜泊まっていくのなら

だけど君は引き下がったりしない
君はあらゆる意味で「持ってる」
特に僕のこととなると
シスター 全部君のものだ
電話くれるだけ幸せなんだ
メッセージに僕の名前を呼んでくれるだけで
君の声が世界のすべて

上唇を持ち上げてじっくり見せて
舌を下唇に這わせて噛んでみて
今度は屈めた腰を触らせて
手筈は完璧に整った 最後に引き寄せるはその……

蝶の舞!
軽やかに飛んでみせてよ
今夜 睫毛を瞬かせてキスして
それかエスキモーみたいに鼻をうんと近づけよう
照明でムード出していよいよ盛り上がろう

お人形さん ニーソックスを引き上げるところを見せて
君の上から下 中から外まで どこもかしこも
口の中で転がしたい

バタフライ
舞い降りた蜃気楼
ああ 耳の中までかき回してくれる
目を閉じてもはっきり見える
いっしょに飛び立ちたい 嘘はつきたくない
だってこんな素晴らしい日々は二度と思い出せないもの
太陽が輝きだすような

君は誰にだって心を許してくれる
全部君のもの
自分以外の顔など忘れることはない
自分のことは自分でやるよ
そこにある事実に目を向けよう
すべてを持っているのは君だということ

「勇敢な者に幸運は味方する」
朝ごはんのお礼なんて……
連絡くれるかどうか まかせるよ

だってこんな素晴らしい日々は二度と思い出せないもの
そんな日は太陽が輝きだす
ソフィスティケイテッド・レイディー 全部君のもの

Manic Monday

もう6時
まだ私は夢の中で
ヴァレンティノとキスをしていた
水晶みたいに青く輝くイタリアの岸辺
だけど遅刻はできない
遅れたらお金はもらえない
近頃はこんな毎日
願うだけでベッドの用意ができればいいのに

こんな狂騒的な月曜日
日曜日だったらいいのに
私の大好きな日
走らなくてもいい日

朝の電車に飛び乗って
9時までに仕事に行かなくちゃ
自家用ジェットを持ってたとしても
やっぱり時間には間に合わないんだろうな
だって何を着ていくか決めるなんて
すごく時間がかかることだから
電車のせいにしたいけれど
そこには上司も乗っている

夜はいつもそう
どうして彼氏は昨夜も私を遊びに連れ出したの?
ふたりのために私が稼がなきゃいけないことなんて
たいした問題じゃないってこと?
働き口もないというのに
彼がベッドの上でささやく台詞は
おいで 少しだけ起きていよう
楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまうもの