終わりなく
君の顔を見ていた
だけど君が残していったはずのものが
何ひとつ見つからない
確かにある問題が
君の人生に大きく横たわっている
景色の見えない世界を見せようとすると
白と黒だけに変わってしまう
夜は冷たく
切実に背を向けたくもなるだろう
高まっていく逃避
ひとり回れ右したくなるような
終わりなく
僕は逃げられない
また別の場面の絵
同じことの繰り返し
動くことはおろか
目を逸らす空間もない
いいかい、人生は不思議だ
日々奇妙でありつづけようとする
過去を捨てて挑み続ける
静まることのない人生
周りが何を言おうとも、そう
心臓は昼も夜も君を叩きつける